SOUJU+ peaceful life with plants.

ANOTHER STORY

実るしあわせ、育むよろこび。

オリーブを育てはじめて、気づかされたことがあります。

木々の生命力は樹形の美しさだけでなく、
花が咲き、やがて実りの季節を迎えると、
豊かな果実のかたち、変化する色彩に心を奪われ
味わい、香りに心からしあわせを感じられる。

果樹が暮らしのそばにあるだけで、豊かな気持ちになる。
オリーブからはじまった、果樹のある暮らし。
SOUJUのもう一つのストーリーがはじまります。

フェイジョアFEIJOA

フトモモ科の常緑低木。果物として栽培されるほか、庭木や 生垣用としても評価が高い樹木です。
主な原産国は、ウルグアイ、パラグアイ、ブラジル南部他。

特徴としては、熱帯果樹としては珍しく-10℃程までの耐寒性があり、日本の多くの地域で栽培が可能です。
病害虫や乾燥、高温にもかなり耐性がある一方、環境が悪いと結実しない事も多いです。

樹高は、大きな原種で7m、ほとんどが品種改良されていて約3m程におさまっています。
樹型は整えやすいのですが成長はやや遅いのが特徴です。
卵型の葉は表は濃緑で裏は銀色、もしくは白色。夏に4cm程の花をつけ花弁は内側が赤褐色、外側は白色で、分厚く糖分を含んでいて甘みがあり、食する事もできます。
多くの品種が自家不結実性なので、実を付けるためには異品種を植えることをおすすめします。

果実は通常、自然落下したものを追熟させて食べることが多いです。
花から果実まで楽しめる常緑低木であるため、生食、ジュース、ジャム、ゼリーなどの加工食品、果実酒にも利用されます。

フェイジョアの育て方

イチジクFIG

クワ科イチジク属の落葉高木。またその果実のことである。西アジア原産。
「無花果」の字は花を咲かせずに実をつけるように見えることに由来する中国で名付けられた漢語で、日本語ではこれに「イチジク」という熟字訓を与えています。
落葉広葉樹のイチジクは日本では成長しても3〜5m程の樹ですが、条件が良ければ高さ20m、幹径1m以上にもなります。
イチジクは漢字で「無花果」と書きますが、花がないわけではなく実の中に小さな花をつけるため外からは確認できません。果実を半分に切ると見えるたくさんの赤いつぶつぶが花になります。イチジクの実は花の部分を食しています。

イチジクは基本、挿し木で増やすことができ、高温、多湿を好み寒気乾燥には弱い植物です。
日光を好むので、地植えや鉢植えの場合も日当たり良好な場所を選んでください。水やりは、表面が乾いたらたっぷり与えましょう。特に夏場は注意が必要です。

肥料は、庭植え鉢植えともに11月から1月に元肥を3月、6月、9月、10月に施します。
肥料は有機肥料が良いのですが化成肥料でも問題ありません。
害虫についてですが、カミキリムシが入ることがあります。幼虫が枝や幹に食い入って木全体を枯らしてしまいます。もし幹に穴が空いている物を 見つけたら、殺虫剤でやっつけるか、捕殺します。

土は、水もち水はけの良いものを選びましょう。この条件さえ満たせば土はあまり選びません。

剪定は12月〜3月がお勧めです。秋果はその年の春から伸びた枝に着果するので、前年枝をどこで切っても問題はありません。
しかし夏果は、前年枝に着果し、比較的枝先に付くため枝を切り詰めると着果しません。
着果させたい場合は切り詰めない事が大切です。 特に夏果専用品種は注意が必要です。
果実は生食のほかジャムにも適します。ドライフルーツとしても知られています。

イチジクの育て方